自家用(趣味活用編)の免許
ヘリコプターの自家用操縦士免許とは?
この免許があれば教官なしであなた自身の判断と操縦でフライトが可能です。パイロットライセンスの最も基本的なものになります。ただしこれは飛行機やヘリコプターなどの種類で区分されていてそれぞれ別の免許になります。ですので、まずはどのパイロットになりたいのか選択することになります。空中静止が可能で離着陸に長い滑走路が不要な機動性、広くて足元まで見渡せる広い視界などの特徴を持つ、まさに空中に浮かぶ不思議な乗り物といえるヘリコプターに興味がある方はこの資格を目指しましょう。
自家用操縦士は自動車でいうところの「普通自動車第一種免許」にあたるもので、このライセンスだけでは航空会社等に就職することはできません。しかし、個人の趣味として
フライトを楽しむことは可能です。商用の飛行が出来ないなどの制限がありますが、飛ばす航空機の責任者(機長)としてフライトできるようになります。
どうやったら取得できるの?
回転翼自家用操縦士を取得するには下記の飛行時間に関する要件を満たさなければいけません。下記は日本の基準に基づいた最低限必要な飛行時間です。(簡略化しています)
取得までの飛行時間には個人差があります。
総飛行時間 | 40時間以上 |
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単独(ソロ)飛行 | 10時間以上 |
野外飛行 | 5時間以上(※1) |
同乗教育飛行 | 20時間以上(※2) |
オートローテーション着陸 | 最低1回 |
- ※1 180km以上の距離、途中2回以上の着陸、単独操縦のものを最低1回
- ※2 夜間の離着陸、野外飛行を含む
取得には八尾空港で仕事の合間に訓練する方法や海外で取得して日本の免許に書き換える方法などがあります。
またプロを目指す方はプロ資格を見越した資格の取得方法を提案します。
Q&Aを参考に詳細はお問い合わせ下さい。
その他機長として飛行する際に必要な免許や検査など
備考 | |
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第2種航空身体検査 |
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航空特殊無線技士 |
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ヘリコプターの特徴
ヘリコプターは揚力を得るために常に前進する必要がある飛行機に比べ、回転翼というプロペラがあるおかげで空中で止まることも、さらにはバックすることも可能です。飛行機のパイロットからすればこの異常ともいえる動きをすることができるのがヘリコプター(回転翼航空機)の最大の特徴です。
この機動性を生かすことによって狭いスペースでの離着陸や空中で静止することができるので、ヘリコプターは人命救助や報道取材、僻地への物資輸送な様々場所で活躍しています。
空中にホバリングして人命救助に活躍するヘリコプター、いとも簡単に空中にとまっているように見えますが実はホバリングはヘリの操縦の中でも難しい操縦技術の一つです。最初は誰も出来ません。両手両足全部を使って3つの舵を操作します。最初はフラフラなのにそのうちヘリが空中で止まるようになってきます。これは考えてできるようになるのとはちょっと違います。体で覚えるものです。そう、初めて自転車に乗れたときのように・・・
あなたも挑戦してみたいと思いませんか?