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事業用(仕事活用編)の免許

ヘリコプターの事業用操縦士とは?

ヘリコプターの事業用操縦士とは?

その飛行特性を生かしてヘリコプターは人命救助や物資輸送など様々な場所で活躍しています。そのヘリコプターを飛ばしているプロのパイロットは回転翼事業用操縦士というプロのライセンスを持っています。
普通自動車免許に一種、二種があるように、ヘリコプターの免許も仕事に使うか趣味として楽しむかによって種類が変わってきます。
日本国内での仕事に活用するには「事業用操縦士免許」が必須です。
この資格を取得することで、ヘリコプターを使用する事業のパイロットとして仕事に就くことができます。
日本では自家用操縦士免許と違って、海外で取得したライセンスを国内用に書き換えることはできません。
国土交通省による試験に合格しなければプロとして操縦できないのです。
仕事内容は下記をご覧ください。

どんな仕事があるの?

どんな仕事があるの?

免許さえ取得すれば確実に就職できるというわけではありません。しかし、事業用操縦士免許を活かせる仕事はたくさんあります。ヘリコプターのパイロットの雇用先は大きく分けて下記の3つです。その中でもさまざまな職種が存在します。

国を守る仕事から一般企業まで! こんな仕事に就けます

官庁
  • 海上保安庁
  • 国土交通省
  • 各都道府県警察
  • 消防庁
民間
  • 遊覧飛行
  • 操縦訓練
  • 空撮
  • チャーターフライト
  • 農薬散布
  • 物輸(材木などを運搬)
  • 防災ヘリコプター
  • ドクターヘリ
  • 報道(テレビ局は民間のヘリコプターをチャーターすることが多い)
自家用運航
  • 一般企業(移動手段の1つとして専用の自家用飛行機を所有している)
  • 新聞社

 

※自衛隊は除く(免許が異なるため)

どうやったら取得できるの?

回転翼事業用操縦士取得するには下記の飛行時間に関する要件を満たさなければいけません。
下記は日本の基準に基づいた最低限必要な飛行時間です。(簡略化しています)
取得までの飛行時間には個人差があります。

総飛行時間 150時間以上
機長時間 35時間以上
野外飛行 

10時間以上(機長として)(※1)
夜間飛行 5時間以上(機長として)(※2)
計器飛行 10時間以上
オートローテーション着陸 最低1回
  • ※1 300km以上の距離、途中2回以上の着陸のものを最低1回
  • ※2 5回以上の離着陸を含む

事業用の実地試験は必ず日本で受験しますが、それまでに自家用資格を海外で取得するか、国内で取得するかの大きく分けて2通りの方法があります。
プロを目指す方にはプロ資格を見越した資格の取得方法を提案します。
Q&Aを参考に詳細はお問い合わせ下さい。

その他機長として飛行する際に必要な免許や検査など
  備考
第1種航空身体検査
  • 指定医療施設にて受診。
  • 年1回更新。
  • 視力は各眼裸眼または矯正で0.7以上、
    両眼裸眼または矯正で1.0以上。
航空特殊無線技士
  • 試験は2月、6月、10月の年3回行われる。
  • 不定期で講習会も行われている。
航空無線通信士
  • 事業用操縦士で運送事業の飛行の際に必要。
  • この免許があれば航空特殊無線技師は不要。
  • 試験は2月、8月の年2回行われる。

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